夜神輿で華やかさアップ

 9月15日が日曜日で「敬老の日」の祝日と重なったため、16日が振替休日となり、14日から16日までの3日間「ふくろ祭り」を実施した。

 文化通りで毎年開催してきた植木市は、この年中止となった。

 15日夜、はじめて夜神輿を出し、スポットライトを浴びた夜神輿は昼に見る神輿とは異なった華麗さと風情と森厳さがあり好評を得た。

 子供神輿、子供山車は子供たちがようやく「祭り」に関心を持ちはじめ、担いだり引いたりしはじめた。

 流し踊りは本年も「花笠音頭」とし、豊島民踊連をはじめとする600人が、華やかに踊り歩いた。だが、「ふくろ祭り」にふさわしい踊りがほしい、何かないだろうか・・・。そんな模索が続いた。

 この頃のふくろ祭り協議会は、今日の「ふくろ祭り」の隆盛への生みの苦しみに、みんなでもがいていた頃といえよう。

豊島民踊連による「花笠音頭」
豊島民踊連による「花笠音頭」

 

 

第7回 昭和49年9月14日〜16日
  ● 主な行事

 

14日
・ふくろ祭り前夜祭
  (民踊連100人 東武ホープセンター 14〜15時)
・子供神輿・子供山車
・宵神輿2基(19〜21時)
15日
・神輿宮入パレード20基(14時〜)
・子供カーニバル
・夜神輿4基
16日
・花笠音頭流し踊り(民踊連 600人 18〜20時)
・鼓笛隊行進

● 費用
 536万円

● 役員
委員長/ 後藤武雄
副委員長/ 鷲山誠之、大野広作、加藤竹次郎、山崎金次郎
斉藤助治、斉木勘次、東武百貨店、大将会
総務/ 鷲山誠之、星野寿老

 

昭和49年
・学芸大付属小跡地の再開発4年延長を決定(4月)
・地下鉄有楽町線池袋−銀座1丁目開通(10月)
昭和50年
・北口駅前商店会長に松本正(4月)
・西武百貨店増床オープン、営業面積日本一に(9月)
・池袋駅の1日の利用客240万人(11月)
昭和51年
昭和52年
・丸井ニュー池袋西口店オープン(2月)
・サンシャイン60上棟式(4月)
・ 東京拘置所跡地の愛称「サンシャイン・シティ」と決定(6月)

 

 
 
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